今回は、劇場版機動戦士ガンダム「めぐりあい宇宙」よりシャアのセリフです。
サイド4のテレビ中継でホワイトベースの戦闘を見ていたララァは、ガンダムが勝つことを予言します。
そんなララァに対してシャアが言ったのが、このセリフです。
オリジナルでの使われ方
ララァ「白いモビルスーツが勝つわ。」
シャア「ん? ガンダムは写っていないはずだが・・・」
ララァ「分かるわ。そのために大佐は私のような女を拾ってくださったんでしょう?」
シャア「ララァは賢いな。」
ララァ「そう言う言い方、嫌いです。大人っぽくて。」
シャア「そうだな。気をつけよう。」
機動戦士ガンダムより
このセリフの使い方(初級編)
このセリフは、目下の人を誉めてあげたい時に使いましょう。
例えば、家庭教師のバイトをしている時に・・・
先生「この問題は、さっき教えた公式を使えば解けるだろう?」
生徒「本当だ! 簡単だね!」
先生「じゃあ次の問題を見てみようか。」
生徒「この問題は、こっちの公式を使えばいいんだね?」
先生「そうそう。健太君は賢いな。」
例えば、会社の有能な部下に対して・・・
部下「課長が作成した企画書なんですけど、この部分間違ってましたよ。」
課長「え? そうか?」
部下「ここに出てくるデータが3年前の物になってるんですよ。」
課長「ん? あ、ああ・・・(←よく分かってない)」
部下「僕の方で修正しておきましたから。」
課長「あ、ありがとう。・・・鈴木は賢いな。」
直撃的使い方(上級編)
最後は「直撃」的使い方、前回に引き続きスペイン旅行の話です。
飛行機に乗ること十数時間、ついに俺達はスペインの大地に立ちました!
俺達が最初に踏んだスペインの地は、首都マドリード!
大雪による飛行機の遅れで、ホテルにたどり着いたのが深夜になった俺達は、スペイン到着二日目の朝から観光を開始しました。
まずは、プエルタ・デル・ソル(通称ソル)を目指しました。
このプエルタ・デル・ソルはスペインの中心地とも言えるでっかい広場です。
ここは国道の0km地点になっていて、駅やバスターミナルもあり、まさに交通の拠点です。
また、マドリッド市の紋章にもなっている「熊とマドローニョの木」の像が立っていることでも有名です。
俺は、是非ともこの像の前で記念写真を撮りたいと思っていました。
ホテルを出た俺達は、各々が地図を持ってソルを目指しました。
しかし、生まれつき極度の方向音痴の俺は、自分が地図上のどこにいるのかすぐにロストしてしまうのです。
てくてくてくてく・・・
俺 「今って、この通りを歩いてるんだよね(地図を指しながら)。」
彼女「違うよ、その一本北の通りだよ。」
俺 「ああ、なるほど。・・・エリは賢いな。」
てくてくてくてく・・・
俺 「え! そこで曲がるの?」
彼女「ほら、この通りに入った方が近道になるから(地図を指しながら)。」
俺 「確かに。・・・エリは賢いな。」
てくてくてくてく・・・
俺 「ひよっとして、今ソルと逆の方向に向かってない?」
彼女「ちゃんとソルの方に行ってるよ。ほら、こっちが東でしょ?」
俺 「そっか、ごめんごめん。ってか、地図見ても全然分からねー。
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・今日から私は、エリの命令で動く。」
彼女「大佐?」
俺 「そりゃあそうだろう。エリの方が方向感覚が優れているのだ。」
彼女「いえ、大佐だって・・・」
俺 「ホテルの場所を探した時も、私が教えた以上にやって見せてくれた。
自信を持つんだ。」
と言うことで、彼女のナビに従って歩くこと30分。
俺が一切口出しをしなかったためか、すんなりとソルに着くことができました。
しかし、問題の熊の像が見当たりません。
噴水はあるわ、色んな建物はあるわ、人は多いわ・・・
どこに何があるのか全く分からないのです。
その時、ガイドブックをにらんでいた彼女が、突然歩き出しました。
「像はこっちにあるわ。」
「ん? ガイドブックには、熊の像の場所など載っていないはずだが・・・」
「分かるわ。そのために大佐は私のような女と付き合っているんでしょう?」
「・・・エリは賢いな。」
そして彼女に導かれるままに、歩いていくと・・・
あった! 熊の像、発見!
「ね? 大佐。」
「だから言ったろう? エリは賢いとね。」
と言うわけで、熊の像の前で記念写真をパチリ!(さりげなくカトキ立ち)
マドリッドの次は、古都コルドバに向かいます。
アヴェ(スペイン版新幹線)発車! 照準、コルドバ!
エリ・・・コルドバでも私を導いてくれ!!