今回は「機動戦士ガンダム」第二十話より、ランバ・ラルのセリフです。
ラルは、補給で受け取るはずだったドムが急遽届かないことになったと言う知らせを受けます。
あまりにも厳しい状況に置かれたラルが、臆することなく言ったのがこのセリフです。
オリジナルでの使われ方
ラル 「ドムは届かぬと言うのか。」
ウラガン「は、まことに残念です。
我がマ・クベ部隊の援護も間に合わず、
中央アジアに入る直前で補給線は撃破されてドムは・・・」
ラル 「いや、このランバ・ラル、
たとえ素手でも任務はやり遂げてみせると、マ・クベ殿にはお伝えください。」
ウラガン「はっ。」
ラル 「ご苦労でした。」
機動戦士ガンダムより
このセリフは、地味ながらもすごくカッコいいセリフですよね。
どんなに過酷な条件だろうと、文句を言わずに自分の仕事をやり遂げようとするランバ・ラル。
俺もこう言う男になりたいものです。
このセリフの使い方(初級編)
このセリフは、厳しい条件を突きつけられた時に使いましょう。
例えば、自分以外のプロジェクトメンバーが全員ダウンしてしまった時・・・
部長「お前以外は全員インフルエンザで欠勤か・・・
このプロジェクトには社運がかかっている。他の部署から人を回してやろうか?」
社員「いえ、結構です。
たとえ一人でも企画は作り上げてみせると、専務殿にはお伝えください。」
例えば、残業で合コンの集合時間に遅れそうな時・・・
「ごめん、急に残業入っちゃってさ。少し遅れるって言っといてくれる?」
「仕事じゃ仕方ないな。まぁ、男は一人余ってるんだから、無理して来なくても・・・」
「いや、絶対に行く!
たとえ仕事を途中で切り上げてでもコンパには参加すると、幹事殿にはお伝えください。」
「お前、すごい気合入ってるな。」
「最近、欲求不満がたまってるからな。
たとえ土下座をしてでもお持ち帰りしてみせると、幹事殿にはお伝えください。」
直撃的使い方(上級編)
と言うわけで、最後は恒例の「直撃」的使い方です。
最近、卒業論文(正確には修士論文)に忙殺されていた俺でしたが、今週の月曜日が提出の締め切り日でした。
俺は、土曜日には実験のデータ処理も終わり論文も一通り書き上げていたので、日曜日はゴロゴロして過ごし、夜に研究室に出て来ました。
後は、教授から指摘された点を修正して、細かい点を書き直したら完成です。
カタカタカタカタ・・・
「この調子だと、11時くらいには完成だな。」
最初は調子よく仕事をしていたんですけど、突然の頭痛が俺を襲いました。
「頭いてー。風邪でもひいたか?
うううう・・・何でこんなに気持ちが悪いの?」
しばらく我慢して論文を書いていると、頭に加えて腹まで痛くなってきました。
それでもモニターに向かって、実験結果とにらめっこする俺。
「何か、あたしの中にデータやらグラフやらがいっぱい入ってくる。
恐い、気持ちが悪い、うううう・・・あたし、パンクしちゃう!」
どうしようもなく気分が悪くなり、PCの前でボーっと過ごすこと数時間。
気が付くと、時計は深夜の3時を回っていました。
「もうこんな時間か! どうする? あと数時間で完成させられるのか?」
しかし、そんな自問自答をしても何の意味もありません。
「やれるとは言えない・・・けど、やるしかないんだ!
たとえ徹夜をしてでも論文は仕上げてみせると、
教授殿にはお伝えください!」
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で、徹夜した結果・・・無事に論文完成しました!
とりあえず一安心ですね、肩の荷が下りた感じです。
ここの更新頻度も多少は増えるかもしれません。
「論文も提出して、後は就職まで遊ぶだけですか、大佐?」
「いや、来週修士論文の最終試問があるから、その発表の準備をしなければならない。
試問を乗り切るまでは死にきれるもんじゃない。」
「そんな不吉なこと言わないで。」
「覚悟を言ったまでだよ・・・」