今回は「機動戦士ガンダム」第29話より、シャアのセリフです。
ガンダムと戦闘するシャアのズゴック。そこにウッディ大尉のファンファンが攻撃をしかけます。
メインカメラを破壊されたシャアが、思わぬ邪魔に激昂して言ったのがこのセリフです。
オリジナルでの使われ方
ウッディ「ジオンめ、ジャブローから出て行け!」
アムロ 「ウッディ大尉、無理です!」
シャア 「冗談ではない!!」
機動戦士ガンダムより
このセリフの使い方(初級編)
このセリフは、冗談ではないくらい腹が立った時に使いましょう。
例えば、クイズ番組の最終問題で・・・
「それでは正解VTRです・・・ブツッ!
番組の途中ですが、臨時ニュースをお知らせします。」
「・・・冗談ではない!!」
例えば、部屋で女の子といいムードになってキスしようとした時・・・
彼女「健太君・・・・・」
彼氏「幸子・・・・・」
ガチャッ
母親「ケーキ持って来たわよー。」
二人「冗談ではない!!」
直撃的使い方(上級編)
最後は「直撃」的使い方、ある日の研究室でのことです。
その日、俺は自分のパソコンにWindowsを再インストールしていました。
これがなかなか大変で、データを移したり、ソフトを入れなおしたりで丸一日かかります。
俺はその作業を朝から黙々とやってたんですけど、不意に研究室の助手さんに話しかけられました。
助手「BB58君、ちょっといいかね?」
俺 「はい、何ですか?」
助手「昨日、私の新しいパソコンが届いたんだけどね。
設定の仕方がよく分からないんで、私の代わりにやってくれないかね?」
・・・冗談ではない!!
よりによって今日かよ!
オヤジは嫌いだ! 図々しいから!
しかし、そんなことが言えるはずもなく、結局俺が引き受けることになりました。
カタカタカタカタ・・・
俺 「最低限の設定は終わりましたんで、後はご自分でお願いします。
俺は自分のパソコンの設定をしてますんで、何かあったら聞いてください。」
そして、自分のパソコンに取り掛かる俺。
カタカタカタカタ・・・
助手「BB58君、ちょっと分からないことがあるんで見て欲しいんだけど。」
俺 「 あー、今ちょうど手が離せないんで待っててください。」
カタカタカタカタ・・・
助手「まだかかりそうかね?」
俺 「すぐ対応しますんで、もう少し待ってもらえますか?」
カタカタカタカタ・・・
助手「パソコンが使えないと仕事ができないんで、早く見てくれないかね?」
俺 「・・・対応すると言っている!!」
それを見ていた研究室の学生の会話。
学生1「BB58は、何をあんなにイラついているのだ?」
学生2「・・・若いのさ。」
そして、俺の方に近づいてくる学生2。
学生2「いつになく興奮しているようだが、助手に対して声を荒げるのはよくない。
落ち着くんだ。」
俺 「私がイラついているだと? 馬鹿な! 私は冷静だ!」
冷静さを取り戻し、助手のパソコンを見に行く俺。
俺 「どこが分からないのです?」
助手「ここなんだけど。」
俺 「・・・( ゚Д゚)!」
もう、貴様などに話す舌を持たん!
オフィスのインストールさえままならぬ男に!
助手「ありがとう。助かったよ。」
俺 「いいんですよ。私は義によって立っているからな。」
助手「いやー、私もMS-DOSの頃は人並みに扱えてたんだけどね。」
俺 「・・・・・・。」
情けない!
あのようなまがまがしい物言いを、助手に許すとは!!
俺 「昔は、助手さんもパソコンバリバリだったんですね。」
助手「うん、そうなんだよ。」
・・・お前ももう大人だろ。MS-DOSのことは忘れろ。
・・・いいXPユーザーになるのだな。