今回取り上げるセリフは、第六十八回に引き続きジャングルポッケさんのリクエストです。
対応が遅くなるのは毎度のことと言うことで、どうかご容赦いただきたいm(_ _)m
と言うわけで、今回は「ターンエーガンダム」第二話よりポゥのセリフです。
モビルスーツウォドムで地球への攻撃を開始した、ディアナカウンターのポゥ少尉。
圧倒的な戦力で街を破壊するウォドムを地球軍ミリシャの飛行機が迎え撃ちます。
あまりにも劣った地球製兵器による反撃を受けたポゥが、イラ立ちながら叫んだのがこのセリフです。
オリジナルでの使われ方
「だけどあれ、機械に見えるよ。
ブルワンがしかけるよ!」
「野蛮人が! ふざけるんじゃない!」
機動戦士ガンダムより
このセリフの使い方(初級編)
このセリフは、相手の小賢しい行動にイラついた時に使いましょう。
例えば、道を歩いてたらヤンキーに因縁をつけられた時・・・
ドスッ
会社員「あ、すいません。」
不良 「おい、待てよオッサン。人にぶつかっておいて黙って行くつもりかよ。」
会社員「だから、謝ったじゃないですか。」
不良 「聞こえてねーよ!!」
バキッ
不良 「これからは気をつけやがれ。」
会社員『ちょっと肩が触れ合っただけで・・・
野蛮人が! ふざけるんじゃない!』
例えば、ガストで値切ろうとしてくる客に対して・・・
店員「お会計が2280円になります。」
客 「キリが悪いさかい、2000円にまけてーな。
ええやろ? 勉強してーや。な? な?」
店員『こんな全国チェーンのファミレスで値切れるわけないだろ!
関西人が! ふざけるんじゃない!』
直撃的使い方(上級編)
最後は「直撃」的使い方です。
今回からはしばらく、スペイン旅行のことをネタにしていこうと思います。
大雪のため出発が危ぶまれた今回の旅行ですが(参照:第七十回)、飛行機は1時間遅れで何とか飛び立ちました。
俺と彼女の席は窓際ではなく通路側で、隣には西洋人の青年の二人連れが座っていました。
長時間のフライトは辛いものですが、唯一の楽しみは機内食です。
一発目の機内食は、カツカレー、いなり、ざるそば、パン、マンゴープリンと言うメニューでした。
和洋折中のメニューで、フォーク、ナイフ、スプーン、箸が全てついてきました。
隣の西洋人を見ていると、カツカレーのカツをフォークとナイフで切って、スマートに食していました。
しかしフォークとナイフを使い慣れていない俺は、そんなめんどくさいことはしません。
俺 「カツカレーのカツは、あらかじめ切っとけっつーの。切れろ! 切れろ!」
外人『・・・この日本人は、スプーンの縁でカツレツを切ろうとしている。
なかなか切れないものだから、衣が剥げてグチャグチャになっているではないか。
フォークとナイフを使えば簡単に切れるものを!』
俺 「くそ、こいつ! 切れろ! 切れろ! 切れろ! んぐぐぐぐ・・・」
外人『・・・あまつさえ、スプーンで切れなかった肉を歯で強引に噛み千切ろうとしている。
野蛮人が! ふざけるんじゃない!』
と、このように西洋人から見ると野蛮そのものの食べ方でカツカレーを完食した俺でしたが、西洋人の食事の仕方も俺から見ると奇異に映る部分があったわけで・・・
外人「これがナイフとフォークを使わないで食事のできる器械?」
興味深々で箸を使って いなり寿司を食べようと試みる西洋人。
しかし初めて箸を触った人間が、そうそう使いこなせるものではないわけで・・・
外人「んがっ! うぐ、うぐ、あががが・・・もういい!
俺はナイフとフォークを使う! 使って、日本食を食い遂げる!!」
言うなり、ナイフで いなり寿司を切り始める西洋人。
そして、一口サイズになったいなり寿司にフォークを刺して上手に口に運んでいきます。
俺 『見た目はちょっとアレだが、上手くナイフとフォークでいなり寿司を食べている・・・
やるな、西洋人!』
寿司の次にはざるそばが控えています。
これも箸を使わずに食べると言うのか?
見せてもらおうか!
西洋人のテーブルマナーに即した そばの食し方とやらを!
外人「ナイフとフォークとて、こう言う芸当はできる!」
パスタよろしく、そばをフォークに巻きつけて食べる西洋人。
俺 『・・・ナイフとフォークで日本食を食べるコツをつかんできたようだ。
さらに出来るようになったな、西洋人!』
そばを完食した西洋人は、続いてパンを食べ始めました。
日本食は見事食い遂げてしまったし、パンを食う所を見てても仕方ないなぁ、と思っていた矢先!
パンを一口サイズに千切った西洋人は・・・
何と、そのパンをめんつゆにひたして食べ始めたではありませんか!
外人「ムシャムシャ・・・・・・good!」
good じゃねえ!!
そのめんつゆは、オリーブオイルでもなければ、ガーリックソースでもないっすよ!!
俺 「確かにスペイン料理では、パンに料理のソースをつけて食べたりする・・・
しかし、これはナンセンスだ!!」
彼女「・・・・・・。」
それを見ていた彼女は、おもむろに自分のパンをめんつゆに漬けはじめました。
俺 「正気か!?」
彼女「ムシャムシャ・・・・・・うん、いける。」
何と言うことだ!
俺の彼女は、西洋人並の味覚を持っているのか!!
以上、スペインに向かう機内の中で、文化の違いと言うものを思い知らされた俺でした。
・・・to be continued
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